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声のコンプレックス克服し…山本美月が狙う“”1番手”昇格

前クール「OUR HOUSE」で大惨敗したフジテレビの日曜9時枠。今クールの「HOPE~期待ゼロの新入社員~」は、韓国で社会現象を巻き起こした大ヒット連続ドラマ「ミセン―未生―」を下敷きにしたヒューマンドラマで、ジャニーズを投入して盛り返しを図ったが、スタート3話の平均が6%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と早くも打ち切りの危機を迎えている。

「吉田羊との熱愛騒動が視聴率に影響している」とささやかれている主演の中島裕翔(Hey!Say!JUMP)や、「つまんないと言われたら俳優業を引退する」と公約してしまった遠藤憲一には焦りが見られるが、ヒロインの山本美月はなぜか元気いっぱいだという。

「これまでも主役ではなく“2番手”の位置につけて知名度を上げてきた山本は、今回もヒロインという役柄ではあってもあくまで2番手。視聴率の責任を負うことはないが、注目度は高いという気楽なポジション。“視聴率トップを取れたら水着写真集を出します”と大胆公約して話題になりましたが、水着写真集の“期待値”はゼロだと読み切った上の発言。リスクなしで話題をさらい、商売上手なところを印象づけました」(芸能ライター)

 実際のところ、山本の芸能活動は絶好調としかいいようがない。“本業”のモデルは相変わらずの人気で、昨年のCM起用社数では12社と、上戸彩に次いで女性タレントで年間2位。女優としても昨年から連続ドラマ4本、映画も4本に出演し大活躍している。

「山本がこのところ元気な理由のひとつは、“地声が汚い”という最大のコンプレックスを克服したことが大きい。これまでネットでも“声が変”“だみ声ってこういう声のこと?”などと書かれ、自分でも“声が低すぎる”“歌が下手”と、声にコンプレックスがあることを訴えていました。それが去年、初めてアニメのナレーションの仕事をして“独特の声は武器”と褒められて、考え方が変わったと喜んでいましたよ」(スポーツ紙デスク)

 コンプレックスを乗り越えた“2番手”が狙うのは間違いなく“1番手=主役”だろう。

 低視聴率にあえぐ「HOPE」が視聴率トップを取ることはほぼ不可能なので、公約の水着写真集は出版されないが、近いうちに連続ドラマの主役の座を射止め、ファンの期待に応えているに違いない。

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